Restaurant 1741~ストラスブール1つ星レストラン~

フランス ストラスブール
「ミシュラン一つ星のレストラン 1741」

ジャンルでいうと「モダン高級フレンチ」レストランです。
特に和からインスパイアを受けた”今時”のフレンチを楽しみたい方向け。クラシックを求めたい方にはオススメできません。

スタートは20:30、終了は深夜0:30でした。どのゲストものんびり楽しむことを前提に来ておられるので時間には余裕を持っておくこともお勧めします。

4時間に及ぶディナーの全貌を御紹介します。

※写真がどれも縦で見辛く申し訳ございません※

Restaurant 1741のロケーション

パリから東へ500km TGVに乗ると約2時間行った先がストラスブール。
訪れたのは1月は雪なので雪模様でした。もちろん寒いのですが東北や北海道の寒さとは全然違います。
印象的なのは、雪と緑の芝生のコンビネーション。

JSAで勉強された方にはおなじみ”イル川”からの温かい空気のおかげで実は、そこまで寒くないのです。
もちろん、おかげで霧が発生していて、靄っとしています。しかしそれも良い雰囲気を醸し出している・・!

邸宅のような外観の「1741」はイル川のほとりにあります。

Restaurant 1741のドレスコードは?

ミシュラン一つ星レストランの目安としては

男性/ジャケット+襟付きシャツの着用が好ましい。ハーフパンツやジーンズ、スニーカーはNG。
女性/ワンピース、オシャレなブラウス&スカート、パンツ。パンプス。普段より少しお洒落する感じで良いと思います。

フランス在住の人に聞いても、今は昔ほどドレスコードに厳しいところは少ないようです。
女性ならジーンズや短パンを避けて、スニーカーでなければ問題ないと思います。しかし綺麗な格好をしていた方がテンションは上がります。
また状況にもよりますが、ヒールじゃなくても大丈夫だと思います。

私が訪れた1月は、ブラックレースのワンピースに黒タイツ。足元は綺麗目のヒールなしのショートブーツでした。
特にこちらのレストランは”邸宅風”なので、それくらいでちょうど良かったと思います。
1階のクロークにてコートや大きな鞄は預けましょう。

「予約の際に、大切なゲストが日本から来る」と伝えてくれたようで半個室のソファ席に通して頂きました。

カトラリーはクリストフル。こういったこともミシュラン評価に通じるそうな。

また家具やアメニティはエルメスで統一されております。

写真にはありませんがトイレのハンドソープもエルメスなので是非!

辞書のようなワインリスト

まるで辞書というか、分厚い「物語」の様なワインリストです。
やはりアルザスのワインが多数を占めておりました。

スタートに頂いたのは「クレマンタルザス」。せっかくアルザスにいるのですから♡
この後は全てペアリングでお願い致しました。リースリングを中心にセレクトして頂いたワインはどれも最高でした。

コースメニュー~9品~

この日はフランスで最後のディナーだったので奮発して155€の9品のコース料理を。
※訪れた時はブログに書く予定ではなかったので曖昧な記憶が多数です。ご了承くださいませ※

アミューズはタルト色々。下に豆やゴマなど敷くのが流行りの様でフランスのあちこちで見かけました。

1品目は、アミガサダケのポタージュというよりムース


後ろにちょっと見えてるエスカルゴ型のパンが可愛くて美味しかったです!しかしパンは食べ過ぎ注意!お腹いっぱいになってしまいますw

2品目はフォアグラのテリーヌ。周りのカラメルソースがまた絶品。


濃厚だけど重くないお味でした。

3品目。キャビアとオランデーソースをネギのピューレに載せたもの。これが絶品でした。


こちらも奥に写っております、不思議なパンがとても絶品でした!

4品目。カブの千枚漬け風のポワレ。(メニュー名や説明は覚えてません・・。ただ、これは千枚漬けにとても良く似ていました)

5品目。白身魚のソテー。

6品目。さつまあげにとても良く似たものでした。タコのすり身だったような。

7品目。鹿肉のグリル。ここで初めて赤ワインと。アルザスのピノノワールです。

8品目。柑橘系のムース&ゼリー。スッキリ美味しく頂きました。

9品目。トリュフチョコ。甘すぎず最高のお味のチョコとチーズのアイスクリーム。

この後にコーヒーを頂きながら、のんびり。

最後の小菓子はお持ち帰りさせて頂きました。

Restaurant 1741をオススメしたい人は?

9品のコース料理は以上です。
このほかにディナーでは、4品コース105€、6品コース135€があります。

まず、こちらのレストランはモダンフレンチなので、クラシックなフランスらしい料理を楽しみたい方にはあまりオススメできません。
メニューの説明でも少し触れましたが、なんとなく和の要素を感じるところもあるほどです。
しかし、これが今の「フランスのトレンド」とも言われていて、各国の料理からインスパイアを受けてどんどん進化しているそうです。そういった意味でも新しいフレンチを試してみたい方にはオススメです。

また、コース料理に関してはどこもそうですが、時間がかかります!3時間以上なんて当たり前です。
のんびり食事を楽しみながら料理とワインの説明を聞きながら、おしゃべりする。そういった優雅な時間を是非お楽しみくださいませ。

旅の思い出に。旅先だからこそこれだけ食事に時間がかけられる!というのもありますよね

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