絶対に1年で合格したい人向け!ワインエキスパートに独学で挑む方法

ワインスクールに通う時間はない!

でもワインエキスパート/ソムリエの資格を取りたい!

ワイン好きにとって憧れの資格J.S.A.のワインエキスパートは、合格率40%強の難しい資格です。

しかし「効率よく勉強」すれば忙しくてスクールに通えない方でも、一発合格できるのです。

この記事では、実際に私が1年間でJSAワインエキスパートに独学で一発合格した方法をお伝えします。

結論から申しあげますと、勉強に対して使用したものと費用は下記の通りです。

・教本:無料(受験費用に含まれている)
・山崎和夫先生の講義動画:¥5,500(講義のみ)
・アカデミー・デゥ・バン オンラインアカデミー:¥55,000
・ヴィノテラスオンラインワインスクール(二次試験対策):\25,000
※金額は2021年のものです※

スクールには通わなくても、1年で絶対に合格するためにはある程度「お金」をかけるのが近道です。

ワインエキスパートの試験ではまずは最も勉強の必要な一次試験に受かる事が何よりも大切です!この方法さえしっかりすれば、スタートが遅くても間に合います!

1つづつ解説していきますので、是非参考にしてみてください。

2021年にワインエキスパートをスクールに通わずに一発合格した方法をお伝えします。

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目次

JSAソムリエ・ワインエキスパート試験とは

J.S.Aソムリエ・ワインエキスパート試験とは、日本ソムリエ協会の主催する試験です。

ソムリエ試験を受けるには、飲食店での仕事もしくはワインに関連する職業(酒販製造・流通、教育など)にフルタイムで通算3年以上従事し、一次試験当日に現職であることが必要です。
従事年数が3年に満たない方には、同じソムリエ協会がワイン愛好家向けに認定している資格「ワインエキスパート」の試験を受けることが出来ます。

まどろっこしいですが・・簡単に言うと、お酒関係の仕事をしているなら「ソムリエ」試験を、そうでないなら「ワインエキスパート」の試験になります。
両者の決定的な違いは、三次試験の「サービス実技」があるか無いかです。

1次試験は、どちらでも同じ範囲と、同じ試験だと思って間違いないです!どちらも同じように勉強しないと受からない資格です。

J.S.A.の試験の申込は早い方が良いってホント?

JSAソムリエ・ワインエキスパート試験の申込は、毎年3/1からスタートします。

ワインスクールに通っていると、早め早めに申し込むことを勧められますが、正直なところ、無理に早く申し込まなくても大丈夫だと思います。

特にコロナの影響など、安定しない世の中である以上、先のことは分からないからです。

早く申し込めば、一次試験の日程を早く確保できるとも言いますが、東京で受けるのであれば、それほど気にする必要はありません。特に平日なら大丈夫でしょう。無理して試験申し込み日初日に頑張る必要はありません。すぐに埋まる人気の会場はワインスクールの講師がイチオシ!しているだけな場合が多いです。

気にしなくてはいけないのは、決定している「二次試験の日」です。都合のつく日かどうかを申込前に確認しましょう。

自分のタイミングで「絶対に受けよう」と心が決まった時点で申し込みましょう。

私が一次試験突破に使ったものと費用

私がJSAワインエキスパート一次試験に一発合格に使ったものは下記の通りです。

・教本:無料(受験費用に含まれている)
・山崎和夫先生の講義動画:¥5,500(講義のみ)
・アカデミー・デゥ・バン オンラインアカデミー:¥55,000

もちろん安くはありませんが、ワインスクールに通ったり、問題集を何冊も買ったりするのが普通の試験だと考えると、最適な方法だと思います。

では、具体的に私なりの使い方を御紹介します。

独学でも分かりやすくワインエキスパートの試験対策をする方法

スクールに通わないとしても、教本だけで全て行うのはかなり難易度の高い試験です。

教本の説明は分かりにくいので、やはり参考書が欲しくなるかもしれません。

しかし、試験の問題は「教本から」出るので「教本をしっかり読む」ことが一番の合格への近道です。

参考書だけで勉強したという方もいらっしゃいますが、本を読む事を苦に思わないタイプなら、教本があれば十分です。

教本で勉強したい人の味方!「ワイン受験.com」

JSAソムリエ・ワインエキスパートの教本を読むだけではなく、ポイントを抑えて暗記する必要があります。

教本は分厚く、膨大な範囲なので、これを全部覚えるのは不可能だからです。

私が範囲を勉強するのにお世話になったのは、山崎先生の[ワイン受験.com]でした。

このサイトでは¥5,500(税込)で教本の全範囲を解説した動画を視聴することが出来ます。

多くの試験解説動画が無料で出ている中、有料を選ぶことに躊躇されるかもしれませんが、5,500で毎年更新した非常に分かりやすい解説をしてくれるのは、この先生だけだと思います。

近年は教本をしっかり読んでいないと解けない問題が多いそうです。

山崎先生は教本を基に授業を進める講義なので、他に特別なテキストを買う必要もありません。暗記すべきポイントがしっかり抑えられた最高の講義でした!
(感謝の気持ちも込めて「勝手に宣伝」なのでリンクはなしです。是非検索してみてください!!)

問題集は「アカデミーデゥバン」のアプリで効率的に!

JSAソムリエ・ワインエキスパート試験において最も大切なことはとにかく問題を解くことです。

問題集アプリは、大手スクール「アカデミー・デュ・ヴァン」のオンラインアカデミーにお世話になりました。

通学型スクールやリアルタイムでのオンライン試験対策講座に通えば、15万円以上の費用がかかりますが、これだけなら費用は1/3の¥55,000で受講できます。

テイスティングの練習はありませんが、一次試験前にテイスティングは無理して勉強しなくても大丈夫です!

オンラインアカデミーには「講師による録画の解説」「問題集アプリ」が含まれています。

動画については先述した山崎先生の解説をしっかり見れば流し見でも十分だと思います。(実際に講師の方が流し見でも良いと言っています)

このサイトの一番の使いどころは「オンライン問題集」です。

この問題集アプリは、本番の試験でも9割は同じような問題だったほどなので何度もやっていれば、確実に問題が解けるようになります!

問題集や他の無料サイトでも、過去問や練習問題はありますが、ADVのアプリは非常に素晴らしいです!

①アプリなので、どこでも出来る!
②間違った事は解説つきですぐに確認できる。
③本番と同じ環境で問題を解ける
④1次試験がスタートすると今年の問題が精査されていく!

いつでも、スキ間時間に問題を解けることはアプリの良いところです。

アプリなので、解説もすぐに読めますし、範囲や難易度も簡単に選ぶことができます。

また、本番と同じ4択形式で問題を解くことができるので、効率よく暗記もできます。

PCでもやってみましょう。まさに本番と同じ環境で練習することができます!また模試もセットになっているので本番と同じように練習が出来ます。

自分なりに「1枚」ずつまとめてみる。

ある大学で、試験の際に用紙1枚の「カンペ」を持ち込む許可がでたそうです。
しかし、カンペを造るには相当の勉強量が必要です。自分が思い出すためのキーワードを一言でまとめる為にはよく理解していることが必要不可欠です。


けっきょく多くの生徒はカンペを使わなくても試験を受けられたそうです。
自分で考えてまとめること」は大切だということです。

この試験の勉強法で一番大切なことは、何度も何度も、何度も問題を解くことです。

最初は全然出来ないと思いますが、何度も解いていると覚えます。

もう一つのコツは、問題を解きながら「1枚にまとめること」です。

私なりの勉強の手順は

①山崎先生の動画解説を見る
②教本にマーカーを引く
③オンライン問題集を解く
④解けない問題は解説を見てカンペを完成させる

もちろんオンラインの問題は最初は全く解けないでしょう。

そんな時は時間がもったいないので、すぐに解答と解説を読みキーワードをひたすらノートに書き、まとめましょう。

例えば、これは日本のまとめたページです。まずはここを見れば、日本産地の範囲はどんな問題が出てきても答えられるようなものをつくりました。(汚い字で申し訳ないです。)

完成したら、最初はこのページを見ながら問題を解いていきます。

ここ見て解けないような問題があれば、更にメモ書きをどんどん足していきます!これは自分だけがわかる「カンペ」と思ってください。


自分で分かれば良いので、丁寧にすべての説明を書き加える必要はありません。

その範囲の練習問題を10回もやれば、カンペを見れば(ノーマルレベル)の問題は100%解けるようにします。

これが出来たら、あとは100回くらい問題を解いていくことです。もちろん100%解けなくても大丈夫です。

まとめ方は、自分が分かれば問題ないです。地図を貼ったりペンを使ったり分かりやすいことと、1ページで見れることが一番大事。丁寧に作りこむことに時間をかけすぎないようにしましょう。

全ての範囲でこれを行い4択で答えられるようになっておきましょう4択なので正式名称をしっかり覚えなくても大丈夫いうことです。

マイナー国は捨てない!

そして最後に、私なりの裏技「捨てるポイント」の見極め方です。

試験の為には潔く捨てることも大事とはいえ、最初から捨ててはいけません!!!ちゃんと勉強したことは頭の隅に残っているかもしれないからです。

「最初から捨てたい」と思ってる苦手な箇所も含めて全ての範囲で必ず行いましょう!覚えられるかどうかは、そこからの問題だからです。

私は、メドックのシャトーを覚える事を捨てました。ドイツのベライヒも、無理でした。日本もワイナリーの名前や長野の産地など難しいところは流してしまいました。しかし、頭の片隅にあった記憶でなんとか解けたものが数問あったのも事実です。

その代わり良く捨ててしまって良いと言われる東欧国はしっかりとマスターしました。

この国は言語も複雑ですが、実はここから結構な数の問題、それも難しくない問題が出るのです。

メドックの全シャトーを必死に覚えて2問しか出ないのと、東欧の分かりやすいところを覚えて2問正解するのと、どちらかを考えると、いわゆる「マイナー国」は捨てないことをお勧めします。

大まかに出る問題は、問題集アプリを見ればわかります。それを見ながら自分のどうしても弱いところは一度勉強したうえで、潔く捨てましょう。

これは試験だということを忘れない心構えが大事!

勉強を始める前は、ソムリエはものすごい知識があって、ものすごい人達だと思っていました。もちろん、それだけの勉強をしないと合格できない試験です。

しかし実際にやってみて感じたことは、これはただの「試験」です。

合格するために必要な勉強をやってのければ、今の様に2回もチャンスがあるなら、真面目に取り組んだ人は大抵合格できます

合格してからの方がもっと大事だし、もっと楽しい☆

新たな世界の扉を開いてみましょう。今までに見たことのない世界、新たな友達。そして仕事とは関係ない中で得たものはこれからの人生にとてもプラスになっていきます。

試験の為に必死に覚えたワインを飲んだ時は心に突き刺さるものがあります。

試験の時に捨ててしまったものも、終わった後に飲む機会があると、すっと入ってきます。

ワインと言うのはとても不思議な飲み物です。JSA試験は、ワインをより知るための最初の一歩と思ってください。

人生を充実させるために「ワイン」を選んだのは私は大正解だと思います!

二次試験対策にオススメな「ヴィノテラスワインスクール」はこちら↓

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