JSAワインエキスパート 二次試験対策のポイント

JSA試験の二次試験はテイスティング試験です。
二次試験の合格率は80%!つまり多くの受験生が合格できるものです。
しかし、良く考えてみてください。この試験に進むのは狭き門の一次試験をパスしてきた人達ばかりです。

当然、様々な対策をして二次試験に挑んでいるのですから、合格率が高いのも当たり前なのです!

そう聞くと、スクールに通っていないといけないのか?と考えますが二次試験もスクールに通わなくても大丈夫です!

2021の試験で私が参考にしたものを御紹介します

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目次

まずは「概念」を改めるところから

二次試験の対策勉強というと、どう言ったものを思い浮かべますか?

1杯のワインを飲んで「これはチリのメルロー。ヴィンテージは2019」と当てること。

バーの対策講座や、スクールでもこうした方法が一般的です。もちろん外観や香りをとった上で、結論まで導くスタンスですが、品種や産地を当てることに重きが置かれています。

しかし、この考え方では少し問題があります。

あちこちで教えられていることを全て鵜呑みにしない。

もし試験の為だけなら、品種によって香りなどを微調整していくという考え方はオススメできません。

実は私も知り合いの紹介で1回だけ、ワインスクールのテイスティング対策講座に行きました。
そこで品種は分かりましたが、他は無難なコメントばかり選んでいました。これは私なりに既に決めていた方法だったのですが、講師からは「この品種だと分かったなら、この香りを選んで欲しいな」と言われます。
例えば「ガメイ」なら「イチゴ」を選ぶという方法です。

しかし、限定的なコメントを選ぶのは必ずしも合格への近道とは言えません。

この結論に至ったのは、YouTubeで見つけた佐々木健太先生の無料動画です。

この講座で、目から鱗が落ちたようでした。必要なのは「試験に合格すること」でその対策が必要なのです。

すぐに、佐々木先生が教えてくれるの二次試験対策講座を申し込みました。

私は一番安い基本コースのみでしたが、それでも十分でした

は、オンラインなので何度も見直せます。二次試験に必要なものは全てここで学んだと思います。

「数をこなすだけ」では勉強にならない。

二次試験に向けて「ワインをたくさん飲むのが大事!」という話もあります。

沢山飲むことは大事ですし、そもそも大好きなワインの勉強をしているわけです。

楽しく飲みながら勉強しましょう。しかし飲んだだけでは勉強になりません。
これも試験勉強と思ってコメントを覚えることが大切です。

品種や産地を知った上でテイスティングコメントを選ぶ練習をしておくのも良いです。

テイスティンググラスはあった方が良い!

可能なら、テイスティンググラスを購入しましょう!

スクールに通っていないと、それまで国際基準のテイスティンググラスを使用する機会はなかなかありません。

普通のワイングラスよりも香りの感じ方が違いますし、小さいグラスの「持ち方」に慣れておくのも大事です。

試験を終えると、必要ないという人がほとんどです・・。リサイクルショップなので簡単に手に入ればラッキーです!グラスは送料の問題があるので・・メルカリなどでは、あまりお得に手に入らないものです。

”結論”を勉強をするのは「その他のお酒」のみ

ワインエキスパートでは「その他のお酒」が一種類出題されます。

結論を当てなくてはいけないのは、ここだけです。とはいえ、ワインエキスパートはたったの1種類です。

なので「自分の知っているものが出てきたらラッキー!」くらいでOKでしょう。

無料で公開されている動画で確認して、各お酒の色の特徴だけ覚えて置きましょう。

ここに関しては勘でやっても問題ないと思います。ちなみに私も外しましたが、それでも合格できました。

選択肢のコメントは実は毎年変わる。

実は選択肢のコメントは毎年のように変わります。

そのため「この品種にはこのコメント」と覚えてしまうと、本番でそのコメントが急に消えていたら修正がききません。

どれが消えるかなどと考える必要はありませんが、この事実を頭に入れて置くことが本番への心構えと言えるでしょう。

受験会場は寒くて暗いというのは本当?

スクールに通っていれば、色々情報を得られるかもしれませんが、独学だと噂に流されやすいものです。

しかし、受験会場が寒くて暗くて見にくいというのは本当です!!

試験は10月中旬ですが、会場内は意外と寒いです!

一次試験のテイスティングの項で勉強した通り、テイスティングは涼しい(ほぼ寒い)部屋で行うと定義されています。

しかし、寒いとワインの香りはとりづらいものです。

ホッカイロを忍ばせておくと良いという話もありますが、そこまででも・・と思います。
羽織れるものを持つなど、自分が寒くないように対策はしましょう。

東京のワインエキスパート二次試験は雅叙園で例年行われています。

会場は宴会場。イメージして頂く通り、キラキラのシャンデリアの下でワインの色合いを考えないといけないのです。

きっと大人の事情があるのでしょうが、出来るなら蛍光灯のミーティングルームなどでの二次試験にいつの日か変更になることを願っています。

まとめ

検索すると、本当に多くの情報が出てくるので不安になることもあるでしょう。
しっかり勉強すれば自身の持てる一次試験と違い、やってもやっても不安になることばかりです。

しかし、自分にあう方法でしっかり勉強すれば大丈夫です!

そして、二次試験対策は一次試験合格後で十分に間に合います!

まずは一次試験に向けて対策をしっかりしましょう。

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