ワインをもう少し知りたいと思った時に。

「ワインって勉強するもの?」「美味しければなんでも良いじゃん!」
もちろん、その通りです。美味しく楽しく飲むのが一番大切だと思っています。

美味しい!のその先にあるものを知りたい!もっと自分で選べるようになりたい。と思った時に勉強をしてみれば良いのです。

今日は「もう少しワインについて知りたい!」と思ったその時、
「でも何から始めたら良いの?」という人におすすめの本や方法を御紹介します。

まずは検索からスタート

今の時代。もちろんスタートはネット検索から。
いま読んで頂いてるので、もちろんそうですね。

どうでしょうか。圧倒するほどの量が出てきます!
いくつか記事を流し読みし「ワイン初心者はこれを読めばOK!」という記事を見つけて読みます。
でも、そうじゃないんだよなぁ。と思ったことありませんか。

あまりにも大量の情報が出てくるので、脳内で知ってる事、知らない事を区別して考えていくと
けっきょく自分はどこからスタートすれば良いのか?と思ってしまう事もあるでしょう・・

ワインを知りたいと思ったらまず手に取ってほしい本。

そんな時に私がオススメするのは「本」です。
本は順序だてて執筆されているので、とりあえず1冊読むと一通り分かるようになっています。
まずは途中つまらない・・とか、ここは知ってる気がするとか思わないで全部読み通しましょう。

 

本屋さんでパラパラっとめくってみて自分に一番合う本を見つけましょう。
最初の数ページを読んでみて、すっと読める本なら問題ありません。なんか難しい。読みにくいという本は、自分には合わない本ということです。

これは口コミよりも、自分の感性が大事です!みんなには合っても自分には合わないことももちろん良くあります。
初心者向けの本は、どれも基本的には同じような内容を扱っているので、後は自分が読みやすい書き方をしている著者を選ぶだけです。

それも探すの難しいという方に一番オススメの本があります。
私も最初に分かりやすいと思って買った本「ワイン1年生」です。
ただし、語り口調が通常の本というよりは、ネット調の文章なので、そういうのが抵抗ない人向けです。
こちらも大手の本屋さんでは試し読みできるようになっているのがほとんどなので、パラパラっと読んでみて楽しい!と思えば是非お家に連れて帰ってください。

本当に1年生向けの内容ながら、しっかりとポイントを抑えているので少しワインに慣れてきた人にもお勧めです。
漫画も入っていて、本が苦手という人にも読みやすいようになっています。

やっぱり気になるワインスクール

さて次の方法として思い浮かぶのは「ワインスクール」
今は初級講座でもオンラインで受講できるスクールもあるようです。一から先生が丁寧に教えてくれる学びの場です。

これが向いているのは、ずばり「人脈」が欲しい人です。

ワインは不思議な飲み物です。年齢や職業や社会的立場を超えて話せる機会を与えてくれるものです。
そして、みんな語りたい人が多いんです!

しかし1人で勉強を始めても、なかなかそういった仲間には出会えません。
その点、ワインスクールで出会う人はみんな「ワイン好き」なので、新たな世界が広がります。

ワインスクールは基本的には費用が高額です。それでも通う方というのは、それなりの方が多いのが事実です。

婚活パーティーよりもワインスクール。という話があるのも納得ですし、それだけ趣味や価値観のあう人に出会いやすい場所です。
(これは、ワインという嗜好品に対して、どれだけお金をかけられるのか。という点も含めてオススメです。)

通い始めた後で後悔しないためにも、SNSで評判を事前にチェックしてから見学に行ってみてください。
スクールによってかなり個性の差があります。面倒くさいと思いますが、ただでワインが試飲できる機会と思って。

自分に合うスクールなのか、実際に自分の目で見て見極めてください。

なぜなら最初に通ったスクールが、これから長いワイン人生の中で大きな役割となる可能性が高いからです。

色々飲んでみましょう!

勉強、勉強というけれど、何より大切なのは色々飲んでみることです。
そして記録を撮っておくこと。

本当はワインテイスティングノートのようにきちんとメモしておくと良いのですが、なかなかそんな事できませんよね。
便利なアプリもありますが、意外と入力しないといけないことが多くて逆に続かなかったりします。

そんな私の様なズボラさんにオススメは、

①写真を撮る(表、裏)
②美味しいか苦手かだけでも自分の感想をメモしておくこと

「美味しかったフォルダ」「あまり好みじゃなかったフォルダ」なんていう風に分けておいても良いです

時間が出来た時。ワイン買いに行きたいなーと思った時に、そのフォルダを使えばOKです。
もしワインショップに行くなら、予算と一緒にそのフォルダを店員さんにお見せするとオススメを選んでくれます。

そんなお客様が来たら店員さんも張り切ります。
その店員さんと気が合うな!と思ったらまた通えば良いし、ちょっと違うと思ったら次は違う店員さんかお店に行けば良いのです。

自分に合った方法を見つけるために

今はワインの勉強ひとつとっても本当にたくさんの方法があり、何が自分にあうのかは正直やってみないと分かりません。

周りの友達や家族のワイン好き度合い。そして年齢や勉強に費やせる時間。

出来る限りお金をかけずに色々試してみるのも良いですし、お金を出せば、かけただけの価値が得られるものも、もちろんたくさんあります。

例えば良いレストランで良いワインをソムリエから直接説明を受けながら飲む。
そんな風にお金で買える経験はたくさんあります。
しかし当たり前ですが知識はお金を払ったからといって手に入るものではありません。

最初はバラバラだったピースも知識が増えていくとどんどんつながっていきます。
このあと更に先に進んで資格をとるのも良いし、どんどん自分なりの拘りを見つけていくのも楽しいです。

そしてワインの勉強をしていくと世界史や地理、情勢まで今までよりずっと興味が出てきます。

学生時代に世界史が嫌いだったという人も。自分の好きな分野からなら楽しく調べていく事が出来、自分の視野がグングン広がっていきます。

学びの楽しさを感じられるのがワインを勉強していく醍醐味です。

是非すてきなワインライフを!

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