「ディズニークルーズWISH号の「アンシャンテ」って美味しい?」
「情報が少なくて、値段やドレスコードが分からない・・。」
「英語が得意じゃないんだけど、ちゃんと楽しめるかな?」
ディズニークルーズWISH号には大人だけが入れる高級レストランがあります。特にオープン前から話題だった三ツ星シェフプロデュースの「アンシャンテ」は、船上で最高級のサービスを受けられるレストランです。
この記事では実際に「アンシャンテ(Enchanté)」でブランチを楽しんできた筆者によるレポートです。
ワインエキスパートによる「ワインの選び方」も載せているので、実際にレストランに行く時には参考にしてみてください。
星つきレストランのマナーが分からない…という方も、これを見れば安心です!
アンシャンテ(Enchanté)とは?
ディズニークルーズWISH号にある大人限定の、プラス料金のかかるレストランです。
ミシュラン三ツ星シェフの、アルノー・ラルマン(Arnaud Lallement)によって創り出されたメニューを展開している、いわゆる「高級フレンチ」を船の中で食べることができます。
WISH号には、他にも高級ステーキレストラン「PALO」もあります。
アンシャンテ(Enchanté)の予約方法は?
エンシャンテにはブランチとディナーがありますが、どちらも予約必須です!
予約はアクティビティの予約が可能になる30日前からです。
すぐに埋まってしまうことが多いようですが、キャンセルも多いようです。
もし乗船までに取れなかったとしても諦めないでください!ゲストサービスに行けば取れる事が多いようです。
ブランチの時間は11:30~12:30までしか予約時間はありません。短いのでご注意ください。
ドレスコードは?
アンシャンテには、ブランチでもドレスコードがあります。
予約日前日に、クルーズアプリに「ドレスコードについての連絡」があるほど、しっかりしています!
とはいえNGな服装はあまりなく、日本で「ちょっと良いレストラン」に行く時の格好で問題ありません
アンシャンテ(Enchanté)でNGなスタイル
男女ともに「水着」「デニム」
男性の「ショートパンツ」「サンダル」
つまり、そこまで気張らなくてOKです!
私が行ったのはブランチなのもあり、レストラン内にはアロハシャツのようなリラックスしたシャツの男性もいれば、カジュアルな装いの女性もいました。
ブランチのオススメの服装
男性:襟付きのシャツ、デニムではないパンツ、靴(革靴である必要はありません。綺麗な靴ならOK)
女性:ワンピース、もしくはブラウス・カットソーにデニムではないパンツ・スカート。パンプスかきちんとしたサンダル。
ディナーであれば、男性はジャケットがあった方が良いですし、女性はもう少しドレッシーな格好をしていっても良いでしょう。
気張ってオシャレしてももちろんOKです!
アンシャンテでは「星付きレストラン」で勤務していた経験があるキャストが、ほとんどだそうです。
やはりきちんとした格好であることはレストランにとっても「プラス」と考える文化なので、きちんとした格好の方が好まれるのはもちろんだからです。
日本で1人ブランチなら2万円、ディナーなら4万円以上のレストランに行く時の格好だと考えると丁度良いでしょう!
お酒は飲めなくても大丈夫?
シャンパンブランチという「ブランチ名」ですが、もちろんお酒が飲めなくても大丈夫です。
私の同行者はお酒が飲めませんでしたし、隣の席のアメリカ人カップルも、お酒を飲まずに過ごしていました。
お水は有料ですので、炭酸の有無を選んでオーダーしましょう(ボトル$7.5です。)
ちゃんとしたレストランでは、ジュースやアイスティーを頼むのはふさわしくありません。「水」が無難です。
ワインのおすすめは?
1杯目はシャンパンが無難です。グラスシャンパンは$17~ありました。
2人以上で飲むなら「ボトル」もリストに沢山ありました!
日本ではシャンパンは最初の1杯というイメージですが、実はそんなことはありません!
2杯目以降もシャンパンを続けてオーダーしても良いですし、白や赤ワインに移っても良いでしょう。
口頭だとお値段も聞きにくいので、この時もワインリストを見ながらオーダーする方が安心です。
ワインエキスパートオススメ ワイン情報
もしシャンバンではなく、ワインを飲みたくなった…
でも、英語が苦手で説明が分からないし何が料理に合うのか分からない(´;ω;`)
そんな時に覚えておくと良い、一番ポピュラーな合わせやすい「ブドウ品種」をお伝えします!
合わせたいメニューがシーフードなら・・・
「カルパッチョ」や「マリネ」「ムニエル」なら、「リースリング」種か「ソーヴィニョンブラン」種
「○○のクリームソース」などこってりしたものなら、「シャルドネ」種
合わせたいメニューがお肉なら・・・
「ラム」や」「牛肉」なら「カベルネ・ソーヴィニョン」種
「チキン」「鴨肉」なら「ピノノワール」種
グラスワインでオーダーするなら、この「ブドウ品種」を是非参考にしてください!
メニューはどんな感じ?
ブランチのメニューは「コース」か「アラカルト」から選べます。
こちらが私が乗船した際(2023,12)のメニューの写真です。
左側が、コースメニュー、右側がアラカルトのメニューです。
コースは$135~、アラカルトは1品$45~くらいからです。
オーダーはどうやって?
まずは、コースかアラカルトかを選びます。
アラカルトでも、最低でも1人2品(前菜+メイン)はオーダーするのが好ましいと思います。
お腹が空いていれば、コースにするのが無難です。アレルギーや苦手な食材は最初に聞かれるので、忘れずに伝えましょう。
デザートの頼み方
メニューにはデザートの記載がありませんが、メインが終わると「デザート」の説明があります。
ここはフランス料理店なので、よほどの事由がない限り、デザートもオーダーしましょう。
フランスではデザートを食べないというのは「何かよっぽどの事があるのでは?」と思うほど大事なものだそうです。
デザートはメニューが無く、口頭で聞かれるだけです。
そして、とてもとても美味しかったです!!
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アンシャンテ(Enchanté)のブランチのお値段は?
2023年12月に乗船した際のアンシャンテのブランチのお値段は「1人$180」でした。
オーダーしたのはアラカルトで「前菜+メイン デザート」
ドリンクは「水(ボトル)、シャンパン1杯、赤ワイン1杯(どちらもリーズナブルなもの)」
チップ(18%-20%目安)
150円/$で計算すると、約27,000円ほどです。
これを高いと思うかどうかは、感覚次第です。
英語が苦手でも大丈夫!流れについて
ここまでの流れを読んで、英語が苦手だと不安に感じるかもしれません。
しかし、例えばハネムーンなど特別な時には、特別なレストランで食事を楽しむのも最高の時間です!
サーバーさんをはじめ、皆さん「英語が苦手な人」に慣れているので何も心配することはありません。
ここでは アンシャンテでの流れについて説明しておきます。
「いつ」「どんなこと」が聞かれるのか分かっていれば、何も怖いものはありません!
まずはバー「ROSE」に入り、奥の受付で予約の名前を伝えます。
バーで座って待っていると、席の用意が出来たら、案内係が呼びに来るので案内された席に。どうしても窓際が良いなどリクエストがあればこの時に伝えましょう。やはり海の目の前の席が良いです。
あわせて「水」のオーダーを聞かれる。ガスありか、ガスなしかを答えます(お酒を頼んでも水も頼むのがデフォルトです)
シャンバンのグラスで一番安いのは「テタンジェ」で$17ほどです。
ファーストドリンクを飲みながらメニューを決めます。
メニューの説明を受けながら、聞かれるのは「アレルギー」「苦手なもの」の有無。
該当するものがあれば英語のメモを持参しましょう。もちろんスマホのメモでもOKです。
食材の名前で不明なものがあれば遠慮せずに聞きましょう。
コースかアラカルトかを決めてメニューをオーダーします。
コースであれば、苦手な食材があれば遠慮なく伝えましょう。
アラカルトであれば2品(前菜+メイン)はオーダーしましょう。
説明は受け流しても大丈夫です(笑)
英語が苦手だと分かればジェスチャーも含めて教えてくれます。
オーダーした料理を楽しく頂きましょう!
もし不安があれば「レストランで使える英会話」などの例文集を事前にダウンロードしておけば食材が不明な時や、なにか問題があった時にも言いたい事が伝えられます。
デザートは19ドルほどです。
必要であればコーヒーや紅茶もオーダーしましょう(有料だと思います)
オーダーしたデザートが来る前に「小菓子」がきます。フィナンシェやチョコです。
もし食べられなければ「テイクアウト」も可能です。
「Can I take away・・ (これと指指す)?」と言えばすぐにわかってくださいます。
その後にオーダーした、本格的な「デザート」がきます。ちなみにとても美味しいです!!(筆者は甘いものが嫌いですが、それでも感動する美味しさでした!)
デザートが終わったら「Check please」でお会計をもらいます。
明細を確認して、問題が無ければルームキーを渡しましょう。
ルームキーと伝票が帰ってきたら、「ルームキーを取り」「チップとトータル金額、ルームナンバー、サインを書き込み」「伝票ケースを閉じて」席を立つ。
(チップは18%は自動で乗った金額が記載されています。)
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正直「アンシャンテ(Enchanté)」に行く価値はある??
WISH号のレストラン「アンシャンテ(Enchanté)」に行くかどうか、最後に本音レビューです。
私は「もう一度絶対行きたいか?」と聞かれると、たぶん行きません。
なぜなら、「お金」と「時間」が、ものすごくかかるので、次に乗船する時には行かなくても良いと思ってしまいます。
前述しましたが、ブランチはチップを入れると、アラカルトでお酒を飲まなかったとしても$150ほどかかります。
またブランチとはいえ、時間も2時間ほどかかります。
予定にいれる時には「時間」のことも考慮しましょう!
・・・とはいえ、こんなこと言えるのも一度行ったからです!
素晴らしい大海原を見ながら、サーバーさん、ソムリエさんからの最高のサービスを受けてブランチをする時間。
それには時間もお金もつぎ込む価値はあります!
レストランでの順番は上に書いた通りです。キャストの皆様も「英語が苦手な世界中の人」に慣れているので、なにも心配することはありません。
ぜひ、ご自身の都合と照らし合わせて、ご検討くださいませ☆★
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